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八王子キャンパス食堂における食中毒の発生について(報告)


6月6日付「6月5日の体調不良者への対応について」で既報のとおり、八王子キャンパスイイオ食堂で提供された食事を原因とする食中毒を疑わせる事象が発生しました。
発生当日は、体調不良者の搬送等、緊急対応を行った後、八王子保健所による立ち入り検査等に協力してまいりました。

はじめに、重篤な症状が継続される方は確認されていないことを報告いたしますとともに、体調不良になられた方、ご家族・関係者の皆さまにお詫び申し上げ、心よりお見舞い申し上げます。

八王子市保健所の検査結果によって、イイオ食堂が調理し提供した食事を原因とする食中毒であることが判明しました(6月14日現在、23名の患者認定)。
イイオ食堂に対しては、6月6日から営業を自粛していることを考慮し、6月13日から3日間の営業停止処分が行われます。

発生原因は、ラーメン類のトッピング、調理に使用したシンク、作業台等から検出された黄色ブドウ球菌によるものです。調理時における手指の洗浄・消毒、器具類の洗浄・消毒、食材の保存温度管理が十分になされていなかったことが、この度の食中毒を生じさせた理由と考えられます。

緊急対応として残食材の処分、調理室及び設備・器具等の洗浄・消毒等を行った上で、外部機関による衛生検査を実施します。
また、食堂事業者には、厚生労働省が定めるHACCP(ハサップ)に基づく「食品衛生管理ファイル」に沿った改善報告を求めております。

今後の営業再開については、外部機関による衛生検査および改善報告を確認の上、決定いたします。
営業再開日は、改めてお知らせいたします。

本学は、食堂事業者と協力して、食堂施設における衛生管理の向上と食中毒の予防に努め、学生・教職員等の安全・安心を守る取り組みを行なってまいります。